歯周病とアルツハイマー病

急に寒さがやってきて、体調崩しやすい昨今ですが
皆様いかがお過ごしでしょうか?
クリスマスまで元気に過ごすために
手洗いうがいをしっかりしていきましょう🐢

 

今回はタイトルの通り、認知症、アルツハイマー病のお話です。
今年の夏、九州大学の研究グループがマウスでの実験を行い
歯周病菌がアルツハイマー病に関与しているという事を初めて発見致しました。

 

「歯から脳に菌が!?😠😲」と思われましたか?
因果関係はまだわかっていませんが
お口は脳に近い器官ですから無関係ではないはず。

 

九州大学の研究グループによると
正常な中年マウスに歯周病菌の原因になる「ジンジバリス菌」を慢性投与すると
アルツハイマー病の原因となるタンパク質「アミロイドβ」が脳内にとりこまれることが判明。
更に三週間投与を続けると、アミロイドβが増加し、記憶障害が起こるという
実験結果を発表しました。

 

九州大学 研究結果ページ

 

この実験結果により、歯周病の予防や治療が
アルツハイマー病の発症と進行を遅らせることができるのでは!?
期待が高まっています。

 

歯周病は放っておくと歯を失うことになる怖い病気です!
菌が蓄積し、歯を支える骨がどんどん溶けていく病気ですので
菌を増やさない予防処置が重要になります。

 

また歯を失い、総入れ歯になってしまうと噛む力が半分になってしまうのはご存知でしたか?
よく噛んでご飯を美味しく食べる、というのも脳への良い刺激になります。

 

 

もちろん歯科医院で可能です!
お家での歯磨きではどうしても取れない歯茎の中の汚れに
歯周病菌は隠れています。
歯科医院での定期的な歯のお掃除、
虫歯ができていたら小さいうちに治療すれば健康な腔内を保てます。

 

そして第一は日々のしっかりとした歯磨きです!
「自分は毎日磨いているから大丈夫!」と思っていても
意外と磨けてないところがあるかも…😠
そんな歯磨きの苦手チェックも、
歯科衛生士さんがしっかりさせて頂きます。

 

「歯のお掃除をしたい!」
「歯周病の検査をしてほしい!」
と、まずは医院にご連絡ください!

 

ちなみに
当院ではweb予約も受け付け中です😁
よつば歯科クリニックweb予約
「歯のお掃除がしたい」からご予約下さい!

 

それではまた🐢

口臭、大丈夫ですか?(健晃新聞11月号)

こたつの季節になりましたが、皆様のおうちではもう活躍してますでしょうか?
我が家の新品のこたつは今日も元気に人間を掴んで離しません🐢

 

さて、11月に入りましたので
新しい健晃新聞が届きました。
今月号の見出しは
「あなたやあなたの周り、口臭、大丈夫ですか?」

 

 

マスクを日常的に付けるようになってから
もうそろそろ一年が経とうとしていますが
マスクをしていると自分の息の臭い、気になりませんか?
「人に嗅がれる機会が減ってるから大丈夫」と思われる方も、
お食事の場でマスクを外す時、ちょっと気にしてみてください。
自分では気付かなくても、意外と臭っているかも…😫💦

 

今月号の新聞では、口臭の原因と予防方法を紹介しています!

 

 

口臭が気になる…というご相談、当院でもよく受けます。
まずはご相談頂き、医院での歯のクリーニングや
歯磨きの指導、歯磨き粉や舌ブラシを紹介させて頂きます。

 

 

「口臭くらいで歯医者に行っていいのかな…😅」と思われるかもしれませんが
口臭も立派な疾患の一つです!
「口臭を治したくて来られた患者さんのお口に実はたくさん虫歯が!」
という事例もありますので、これを期に一度歯科医院にいらっしゃってください
一緒に健康な口内を作っていきましょう😁

健晃新聞10月号

人生初、自宅にこたつを導入しました。
だんだんと気温が下がってきて体調を崩しやすい季節になりましたが
みなさんいかがお過ごしでしょうか?🐢

 

タイトルの通り、当院では実は先月から
月に一度新聞を発行しています。
「健康の漢字間違ってるよ」と思われる方が
もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが
当院「医療社団法人健晃会 よつば歯科クリニック」という
名称なので(ご存知でした?)健晃新聞で間違っていません😁
遅ればせながら10月号のご紹介です。

 

知っていますか?オーラルフレイル

今月号はオーラルフレイルの記事が見出しです。
介護を受けないといけない状態の前段階を「フレイル」といいますが
その症状の中の一つが「オーラルフレイル」。
オーラルは口腔、フレイルは虚弱。
歯や口の働きの虚弱化、という症状のことですね。

 

新聞ではオーラルフレイルの症状や、段階図
予防法などを紹介しています。
20歳ベストに体の機能低下が始まるなんてびっくりです😫
いつまでも元気でいるために、今からでも予防に励みたいですね。

 

新聞は診療に来られた方に順次お渡ししていますが
受け取っていないよーという方は、お手数ですが
受付のスタッフに「けんこう新聞ください」と一声おかけください。
当院の院長の大田先生も毎月短いコラムを書いていますので
是非ご一読ください😆

 

では、オーラルフレイルの予防法の一つは
「食欲を感じる食べ物・季節の食べ物から栄養を摂る」ということなので
私が最近ハマっている秋の食材レシピを紹介して終わりにします。
それではまた後日~

模様替え✨

こんにちは^_^

暑かったり寒かったり服装の調節が難しい季節ですが体調くずされていませんか??

スタッフはみんな元気に過ごしています✨

今まであまり待合室に物を置いておりませんでしたが、実は当院にも沢山の種類の歯ブラシや歯磨剤があります😄
今まで隠しもっておりました(笑)

それぞれの歯磨剤や歯磨き粉には症状にあった薬用成分が入っています。

また、歯科医院で取り扱っている歯磨剤は市販の薬局のものに比べフッ素量が多いものが殆どです。

発泡剤も少なめなので泡立ちすぎず、うがいの回数が少なくすみ薬用成分が長く続きます😊

どのような歯ブラシや歯磨剤が合っているかはその方のリスクやお口の中の状況によりますので
聞いていただければスタッフからお口にあったものをおすすめさせていただきますのでなんなりとお申し付けください(^^)

実際に歯ブラシの毛の硬さなど触って見てみて下さいね⭐️

ちなみにこちらのルシェロとゆう歯ブラシは歯科医院のチェアなどの会社が作っているもので芸能人も愛用者が多いそうですよ(╹◡╹)

スタッフも愛用中です♪

こちらには展示していないギシ用の洗浄剤やフッ素洗口液、矯正のリテーナー用の洗浄剤なども取り扱っていますので気にぬるものがありましたらスタッフにお声がけ下さい✨✨

診察券アプリを始めました

この度、感染対策も含め診察券アプリを導入することとなりました。

将来的には待合室の密を避けたり、診察券の受け渡しの代わりにQRコードの読み取りなどで非接触で対応していけるようになります✨

また待たされたりなかなか億劫な電話の予約も徐々にアプリで予約変更ができるようになっていく予定です。

貴重なお昼休みなどに席を外して静かな場所で変更の電話するなどとゆう手間もアプリになるとかなり楽になりますね^_^

こちらの「私の歯医者さん」とゆうアプリをダウンロードしてしておいていただけますとご案内がスムーズですので通院中の方は是非ダウンロードしてみて下さいね✨

指しゃぶりについて

お子さんの指しゃぶりを気にされている親御さんが

居られると思いますが、指しゃぶりについてご紹介します!

 

 

多くの赤ちゃんは生後2ヵ月ごろから手や指をしゃぶる行動がみられはじめます。

2歳以降、減少傾向へ向かいますが大きくなっても習慣化された強い指しゃぶりが続く場合、歯列・咬合への影響が懸念され、それにともない、舌癖、口呼吸、構音障害などの口腔機能不全も起こりやすくなります。

 

歯列・咬合への影響

歯列弓挟窄(V字型歯列、高口蓋)

長時間、指を吸う圧が強いと、頬の筋肉が臼歯を内側に押すために左右の臼歯間距離が短くなり、歯列の幅が狭くなります。

 

上顎前歯を前方へ押すとU字型の歯列がV字型に変形します。

 

 

 

 

 

 

 

開口

指の腹面と背面が支点となり、上下顎の前歯部を歯根方向に圧下させるために、上下前歯の間に隙間ができ開咬となります。臼歯部は咬んでいるにもかかわらず、前歯部が上下で接触しないため、前歯で咬み切ることができない状態です。

反対咬合

人差し指や中指を1本または2本の指で下顎前歯に引っ掛けて指を吸うと、指の腹面で下顎を引っ張るため下顎を前方に誘導する力が加わり、下顎前歯の唇側傾斜をひきおこします。

 

 

 

 

 

メンテナンス

虫歯や歯周病の治療を終えたとしても、再発していないか不安になることもありますよね?
そういった方は、定期的に歯医者でメンテナンスを行うことで、虫歯や歯周病の早期発見にも繋がり、最低限の治療の範囲で済みます
つまり、将来にわたって本来の歯を健康な形で残せるということです。

メンテナンスをするべき3つの理由

なぜ、歯医者は予約をすすめるのか疑問に思っていませんか?
それは治療の必要がないよう予防した方が効果的だからです。
削ったり詰めたりしたも、すぐに悪くなることを知っているからです。

虫歯や歯周病が進む前に、予防すべき理由

①治療した歯は4,5年で悪くなる
②しっかりとした治療にはお金がかかる
③歯周病が進行すると外科的な治療が必要になる。

歯医者のメンテナンス方法
①担当の歯科衛生士によるチェックで、わずかな異常も見逃さない
②クリーニングで虫歯のできにくい環境をつくる
③自宅でできるセルフケアの方法がわかる

メンテナンスで綺麗な歯を維持しましょう!

PMTC ワンランク上のメンテナンス

PMTCとは歯科衛生士など専門家による
セルフケアでは落ちにくい歯垢や歯石を専門の器械をつかって歯をクリーニングすることです。

 

ビフォー

 

 

 

 

 

アフター

 

 

 

当院ではPMTCの新しい器械を導入しました。

 

エアフローハンディ3.0
おタバコヤニお茶の茶シブをきれいにします。
歯を傷める事なくきれいにステインを落とします。
硬くこびりついたプラークは歯周病菌や虫歯の宝庫です。
そのようなプラークもパウダーと水のエアーこの3つの力で完全に除去する事ができます。

 

 

 

 

 

 

エアフローハンディ3.0 plus
こちらは歯周病のかたにピッタリの器械です。
歯周病になると、歯周ポケットの中に空気を嫌う悪い細菌が日々溜まっていきます。
それを放置すると炎症は悪化し、歯ぐきは腫れ出血を起こし、歯を支えている骨が溶けて歯がぐらつきます。
原因は歯周ポケットに住む悪い細菌です。
それをパウダーを使ってジェット噴射のように機械的に除去します。一度きれいにしても2〜3ヵ月で元の細菌叢に戻るため定期的なお掃除が効果的です。

定期的にお口の中をメンテナンスすることで虫歯や歯周病を防ぐことが出来ます。
ワンランク上の上質なメンテナンスを一度体験してみませんか?

歯周病になりやすい生活習慣について

 

健康に良い生活習慣を送る事が、歯周組織の健康にも大切ですが

睡眠、ストレス、食事、運動、嗜好品など色々な生活習慣や環境が

歯周病に影響を及ぼします。

その中で歯周病になりやすくなってしまう最大の要因の1つが喫煙なのです!!

 

歯周病の直接の原因は歯垢、またの名をバイオフィルムといいます。

バイオフィルムは微生物の集合体の事です!

 

そのバイオフィルムが歯と歯肉の間にある歯肉溝という浅い溝にたまり

それが歯周病の原因になります。

 

 

【バイオフィルムの特徴】

 

①細菌が塊を作ってバイアとなる為、薬剤や体内の免疫系が作用しにくい

 

②対象物にこびり付くので、除去する事がむずかしい

 

③内部で作られた病原要因の1つである毒素が局所に滞留して歯周病を誘発する

 

除去する事が困難なバイオフィルムをタバコは更に硬く剥がれにくく

してしまうのです。

タバコに含まれる化学成分(ニコチンなど)が病菌の増殖を促進し病原性も高め、唾液の分泌量が低下してしまいます。

それによって唾液による抗菌作用が十分に働かず、バイオフィルムや歯石の増加につながってしまうのです!

 

 

【タバコで活性化するバイオフィルム】

 

 

技術向上のために

先日は、院内で、研修会を行いました。

 

 

 

 

 

 

根管治療や歯周外科の治療の技術向上を目指しています。

お困りな事があればご相談ください。