生まれて間もない赤ちゃんに歯が?!~歯ではなく上皮真珠とよばれます~

 

生後3~4か月の赤ちゃんの歯茎にできる

白や黄白っぽい直径が1mm~数mmの白い小さな球状の膨らみが

みられることがあります。

 

「もう歯が生えてきたの?!」と思われる方も多いのですが、

これは「上皮真珠(じょうひしんじゅ)」とよばれるものです。

 

 

触ってみると、歯のように固いものでなく、柔らかいです。

「上皮真珠(じょうひしんじゅ)」とは、赤ちゃんがお腹の中で

育っていくときに、顎の中で歯がつくられる途中で

歯を形成する組織が、歯を形成した後も吸収されずに残って、

歯茎の表面に出てきたものと考えられています。

1~2個だけの上皮真珠もあれば、いくつか並んでいる場合もあるそうです。

 

そのまま様子を見ていれば、自然に消滅しますので治療の必要はありません。

また、その後の乳歯の生える際にも影響はありませんので

ご安心ください。

 

生まれたばかりの赤ちゃんの変化は

病気でないのか心配になりますよね。。

 

「これは異常はないのか」、「病気かもしれない」などと

少しでも気になることがある方は一度いらして下さい。