音のない歯ぎしりを知っていますか?

こんにちは。猛暑が終わりやっと朝晩が少し涼しくなってきましたね。

みなさんは朝起きたときに

顎が痛い⚡

大きく口を開けると顎関節がカクっとなる⚡

最近歯並びが悪くなった気がする⚡

なんてことありませんか?

当てはまった方は歯ぎしりやくいしばりをしている可能性が高いです。

寝ている時にギリギリと音のなる歯ぎしりは周りの方に指摘されたりご自身でも気が付くことが多いですが、

実は8割が音のない歯ぎしり(噛みしめ)といわれています!😲

そして歯ぎしりや噛みしめが起こす全身への影響には

歯、歯周組織、顎関節、全身への障害があります。

歯への障害

歯の摩耗、歯の破折、歯がしみる、噛むと痛い

歯周組織への障害

歯肉炎、歯周病、

顎関節への障害

顎関節症、開口障害、カックン音

全身への障害

顔面痛、頭痛、肩こり、腕のしびれ、腰痛

その他

舌痛症、むちうち症状、倦怠感

等があります。

これらは完全に治すことはできませんが、対処し改善していくことが大切です。

1,まずは日中の気づきから

ふと気が付くとしっかりかみしめていることはありませんか?

そんな時は、肩を上下させ、首から上の力を思い切り抜いて、頬の力を抜き、歯を嚙み合わせないようにします。

2、寝ているときのコントロール

①枕を低くする

後頭の1番出っ張ったところより首の付け根近くに枕を置きます。

そうすることで口が開きやすくなり噛みしめを起こしにくくします。

②布団に入ったら何も考えないようにしましょう

布団の中は眠るだけのところと決める。

もしどうしても考えることがあれば一度布団から出て考えるようにしましょう。

③眠る前のトレーニング

1,まず思い切り噛みしめる。1~2秒後にフッと顎の力を1度に全部抜く。

2,息を吸いながら思い切り大きな口を開け、ガクンと一気に脱力すると同時に息を吐く。

3,肩→胸→腹→太ももの順に、力を入れる→脱力を行う。

全身の力が抜けた状態でぐっすり眠る。

これらはお金をかけなくても今日から始められることなので心当たりのある方は試してみて下さい☺☺