インプラント学会に参加して来ました。

理事長の大平です。
日本口腔インプラント学会に参加し、
共同演者の高橋先生と勉強してきました。
私はユニバーサルインプラント研究会に所属しており、
中川先生から、矯正治療を含めたインプラント治療や
「GBR(骨誘導再生法)」について学んでまいりましたが、今回の発表は集大成という感じでした。
「GBR」とは顎の骨が少ない場合に、骨が足りないところに
メンブレンとよばれる人口膜を覆い被せて骨の再生を促す治療法です。
今回の学会発表では、「GBR」(自己血液採取による再生療法)を使い、
骨がたりない前歯先天欠如に対してインプラント治療された症例がありました。
患者さんの前歯に対するコンプレックスが解消されたという
エピソードも聞けて、感動いたしました。
中川先生からは3年前より、ピエゾサージェリーや再生療法を教わっており、
当院でも、「AFG」と「CGF」を用いた低侵襲な治療を取り入れております。
中川先生のご講演は、聴く人を引きつける話し方をなさっていて、
大変勉強になりました。
また、矯正専門医との連携を密にとることで、治療のゴールをより
審美的に優れたものにできるという事も痛感いたしました。
当院でも、咬合治療にも取り入れて、
機能的にも審美的にも満足の得られる治療を目指していこうと考えています。