こんにちは!
本日は口臭についての知識です
加齢による口臭の原因には
歯周炎と口腔乾燥と口腔機能の低下があります
①歯周炎
深い歯周ポケットのなかには,高いタンパク質分解能をもつ口腔内細菌が多く存在します。
歯周組織が破壊され大量のタンパク質分解が起こると、歯周ポケット内でVSCが多量につくられます。
特に重度の歯周炎ではメチルメルカプタンの
割合が高くなり強い口臭が発生します。
②口腔乾燥
口臭の原因となる口腔内細菌やタンパク質は唾液によってつねに洗い流されています。
しかし、加齢により唾液量が減少すると、口腔内が乾燥し自浄性が低下します。そのため、口臭が発生します。
口の中のネバネバ感は口腔乾燥のサインです!
③口腔機能の低下
口腔機能の低下が口腔内の自浄性低下につながります。特に舌の機能が低下すると、上顎と舌が接触しなくなるので舌苔がつきやすくなります。
食べ物が口蓋に張りつく、滑舌が悪くなったなどは、舌の筋力低下のサインです。
義歯をしようしている方は義歯の汚れによる口臭も考えられます。
また、全身の疾患が原因となる口臭には
・内科的疾患
・非経口接種
・胃食道逆流
などがあります。
これらが原因の場合は原疾患の治療が有効です。
若い方でも歯周病や虫歯による口臭や内科的疾患による口臭がみられる場合も少なくありません。
定期的な3.4ヶ月に一度の歯石除去、検診をおすすめします(^^)